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プレスリリース 報道関係者各位
2017.05.08 
株式会社 売れるネット広告社
売れるネット広告社、 「侍カート」を運営するFIDに対して、 不正競争の差し止め、商標権侵害の差し止め、 著作権侵害の差し止めを求める訴訟を提起!
売れるネット広告社は、2017年5月8日付で、「侍カート」を運営する株式会社FIDに対して、売れるネット広告社の重要知財である「確認画面でアップセル」の不正競争の差し止め、商標権侵害の差し止め、著作権侵害の差し止めを求める訴訟を、福岡地方裁判所に提起したことをご報告いたします。

売れるネット広告社は、平成23年からインターネット通販広告の申込確認画面において、アップセルを使用するASP「売れるネット広告つくーる」を開発・販売してきました。その結果、「売れるネット広告つくーる」は売れるネット広告社のシステムとして周知され、全国的にも著名な多数クライアント企業の広告において採用されてきました。売れるネット広告社は「確認画面でアップセル」のオーソリティであると自負するとともに、実際、「確認画面でアップセル」は売れるネット広告社の登録商標となっています。


当社登録商標の概要は以下の通りとなります。

◆当社登録商標:登録第5569381号
商標  :「確認画面でアップセル」
指定商品又は指定役務並びに商品及び役務の区分:広告等

◆被告について
【名 称】株式会社FID
【所在地】東京都新宿区西新宿3-2-27 オーチュー第7ビル3F・5F
【代表者】和田聖翔

◆商標権侵害差止等請求事件
【被告への請求金額】 6,270,000円


「確認画面でアップセル」とは、申込確認画面で上位商材のオファーを出して、お客様に定期購入や本商品を促すという売れるネット広告社が一番強みとしている“最強の売れるノウハウ”の施策の1つです。

ネット広告をクリックして、ランディングページに来て、申込みの判断をこれからしようとしているお客様に、いきなりモニター商品と定期購入といった選択肢を与えたら、コンバージョン率は低下します。ネット広告から誘導するランディングページに来る新規顧客のほとんどはハードルの低い方を選ぶため、99%以上のお客様がモニター商品しか申込みません。どこでアップセルを狙えば良いかというと、一番効果的なタイミングはお客様が面倒くさい申込みフォームを記入した後、つまりは申込確認画面なのです。
面倒なフォームを記入して申込確認画面まで辿り着いたお客様に、ここぞというタイミングでアップセルオファーを出すことを「確認画面でアップセル」と売れるネット広告社では命名しました。面倒なフォームを記入して、完了まであと一歩のところでアップセル商品を提案すると、お客様の心理状態をうまく掴むことができます。
売れるネット広告社のクライアントの実績では、この「確認画面でアップセル」を使って、「無料モニターセット」から『本商品』へのアップセル率(引上率)の場合は最大20%以上、「500円モニターセット」から『本商品』へのアップセル率(引上率)の場合は最大40%以上、「商品A」から『商品A+B』へのアップセル率(クロスセル率)の場合は最大60%以上、「その都度購入」から『定期購入』へのアップセル率は最大80%以上まで伸ばした実績があります。

今回、「侍カート」を運営するFIDは、「確認画面でアップセル」につき本件商標権を無断使用したサービス展開を行っており、売れるネット広告社が保有している上記登録商標「確認画面でアップセル」の商標権を侵害すると判断いたしました。具体的には、「侍カート」のサービス概要・仕様説明の文中に「確認画面でアップセル」という言葉を無断で掲載していました。こうした無断使用に関して、売れるネット広告社では再三警告をしてきたにもかかわらず、「侍カート」、業界新聞に続いて3回目の侵害行為を行ってきたため止むを得ず、不正競争の差し止め、商標権侵害の差し止めを求める訴訟の提訴に至りました。
さらに、「侍カート」を運営するFIDのランディングページのレイアウトやデザインは、「売れるネット広告つくーる」で制作したランディングページのものと酷似しており、著作権の点からも侵害があるものと判断いたしました。
売れるネット広告社は現在、「確認画面でアップセル」につき特許も出願中であり、この「確認画面でアップセル」という売れるネット広告社の核となる知的財産の死守に務めるとともに、通販王国と言われる九州から、本商標を起点とした各種ツールとの連携やサービスの拡充を行い、クライアントの皆様のさらなる売上拡大と日本のネット広告/ネット通販市場の活性化に向けてサービスを提供し続けます。

他者が多大な時間、労力、費用をかけて開発展開した知的財産にただ乗りするような姿勢は、社会的に到底許されないものであり、ネット通販業界その他知的財産が重要である業界における公正な競争を維持し、取引の正義を守るためにも、売れるネット広告社は、業界を牽引するリーダーとしての立場上、今後、知的財産権その他当社の権利利益の不当な侵害に対しては断固たる姿勢で対応いたします。
売れるネット広告社は、知的財産権の侵害は極めて重大な違法行為であると定義し、あらゆる合法的手段を用いて売れるネット広告社の核心的利益を守ることにつき一切の躊躇はしませんし、費用対効果なども考えることなく断固として最終的な解決を見るまで戦い続けます。
使用差止請求及び損害賠償請求の民事訴訟を提起するとともに商標法違反で刑事告訴した上で、ビジネスにおける公正な競争を保護するための問題提起としてプレスリリースやSNS等での公表も行いますし他の手段も遂行してまいります。
■「確認画面でアップセル」を開発した 売れるネット広告社代表 加藤公一レオのコメント
私は過去17年間で累計200億円の広告費をクライアントからお預かりして、何百回もの【A/Bテスト】を繰り返し、“最強の売れるノウハウ”を構築してきました。その“最強の売れるノウハウ”の核となっているもの、それが「売れるネット広告つくーる」のメイン機能である「確認画面でアップセル」です。圧倒的な自信をもって通販会社にオススメできるので、「売れるネット広告つくーる」のメイン機能である「確認画面でアップセル」は商標を取りました。そしてこの「確認画面でアップセル」という戦略は、あらゆる試行錯誤と膨大事例に基づいている“100%確実”に売上がアップする最強の仕組みなのです。今回「侍カート」を運営するFIDを提訴したのは、この「確認画面でアップセル」という売れるネット広告社の知財を無断で使用しているばかりか、再三こちらから無断流用をやめていただくよう和解を図っていたにもかかわらず、一切聞き入れる様子が見受けられないため、やむを得ず不正競争の差し止め、商標権侵害の差し止め、著作権侵害の差し止めを求める訴訟という手段を取らせていただきました。
私は今後、売れるネット広告社が持つ“最強の売れるノウハウ”を勝手にパクることを一切許しません。常に調査を行い、ツール・クリエイティブ・その他全てにおいて売れるネット広告社のパクりとみなされるものが見受けられた場合は、躊躇なく今回と同様の手段を随時取らせていただく所存です。現状、複数のカートシステムを対象に、「確認画面でアップセル」と同様の機能を持つカートシステムが他にないかどうかを調査中です。もし売れるネット広告社の知財である「確認画面でアップセル」のパクリと認定できる証拠が集まれば、今回と同様、躊躇なく訴訟を起こすための準備を進めております。

私は過去17年間で、主に単品リピート系商材を取り扱う通販会社に対して、“最強の売れるノウハウ”を提供してきました。メーカーとは違い、コンサルティング会社である以上、売れるネット広告社にとって知財・ノウハウというのは、まさに“会社の命”そのものです。著作権・商標権侵害問題は、昨今あらゆる業界で問題になっています。日本のネット広告/ネット通販市場を牽引してきたという自負がある以上、業界全体がパクりなどではなく“公正な自由競争”ができるように、クライアントの皆様のさらなる売上拡大に、売れるネット広告社はサービスを提供して参ります。

以上


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<本件に関するお問い合わせ>
当社訴訟代理人
弁護士法人 福田・木下総合法律事務所
担当:福岡オフィス 弁護士 木下 健太郎 
TEL: 092-260-9002
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