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2024.11.25 

神谷 侑紀

知ってる?知らない?アメリカの広告事情
こんにちは!
売れるネット広告社 カスタマーサクセス部 シニアコンサルタントの神谷です。

突然ですが、皆さんは海外に行く機会は1年に何回ありますか?

弊社では半年に1回の社内表彰で受賞したメンバーは社長とのアメリカ出張に同行できたり、年に1回の地獄の社員研修は基本海外となっていますので、会社を通じて海外に行く機会をいただいております。

売れるネット広告社は「D2C(ネット通販)」×「ネット広告」に特化したクラウドサービスおよびマーケティング支援サービスを提供する会社であるため、普段から広告を目にする機会は多くあります。
今回は先日、アメリカ出張に行ったメンバーの出張レポートの中で、アメリカの広告事情が興味深い内容でしたので、アメリカの広告事情について私なりに調べた内容をお話しいたします♪
アメリカの広告事情その①
1つ目は「感情に訴える」ことを重視している点です。
アメリカでは感情が購買行動やブランド記憶に大きな影響を与えます。
具体的には家族愛や友情、夢の実現といったテーマが広告に頻繁に使われ、視聴者の心をつかむストーリー仕立てのものが多いです。
また、「オーバーな表現」が特徴的で、製品の効果や利用体験が過剰に演出されているものが多く、視覚的なインパクトが強い点も特徴です。
そして、必ずと言っていいほど「今すぐ行動を!」と促すキャッチコピーや限定特典の案内が付いてくるアグレッシブな販売アプローチがアメリカ広告の典型例と言えます。

一方で日本の広告は「調和」や「共感」、さらには「ユーモア」や「美意識」を重視する傾向があります。
日本は集団主義的な文化が強く、広告においても「社会的調和」や「みんなが使っている」というメッセージが多くあるのです。
具体的には「家族全員で楽しめる」「地域で親しまれる」といったテーマが多いのは、個人よりも全体を重視する価値観の表れです。
日本の広告は、商品の直接的な売り込みよりも、間接的に商品の価値を伝えることが多いので、アメリカの広告が「これを買えば人生が変わる!」といった大胆なメッセージを発信するのに対し、日本では「ふんわりとした雰囲気」や「良さを感じてもらう」ことを重視するのです。
アメリカの広告事情その②
2つ目、アメリカの広告では有名人やインフルエンサーを起用することが一般的です。
スポーツ選手、俳優、歌手、さらにはSNSの人気インフルエンサーが広告の顔として登場します。ブランドの信頼感を高め、一気に注目を集めるための強力な戦略と言えます。
具体的にアメリカ最大のスポーツイベントの広告は、毎年一流のハリウッド俳優やトップアーティストを起用した豪華な内容が話題になります。
視聴者は「この有名人が使っているなら信頼できる」と感じる心理が働くのがポイントです。

日本の広告でも有名人やインフルエンサーを起用することは一般的ですが、親近感のあるタレントやアイドルを中心に起用し、視聴者が共感を抱きやすい雰囲気を重視します。
また、インフルエンサーも生活に密着したイメージがある人が選ばれ、商品やブランドそのものが自然に引き立つような構成になっています。
アメリカの広告のような大胆で押しの強い演出とは異なる、繊細で共感重視のアプローチが特徴です。
国によってここまで違う特徴があり、広告における戦略も違うのは面白く、非常に興味深いものです。
皆さん、いかがでしたか。
知っている情報に知らない情報、確かに聞いてみるとそんな気がすると納得できる内容も多かったのではないでしょうか?
今回はアメリカの広告事情編でしたが、他の国だとまた違った着眼点が出てきそうですね。

皆さんがもしアメリカに行く機会があった際には、是非このブログを思い出して、広告をチェックしていただけますと幸いです!
次回はどの国の広告事情をテーマにお話しするのかお楽しみに!!!

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株式会社売れるネット広告社(東証上場 証券コード9235)
カスタマーサクセス部 係長 シニアコンサルタント
神谷 侑紀 Yuuki Kouya
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