- ノウハウ
2018.10.22
福本 朋哉
会社の未来をつくる「F×F」の掛け算について
こんにちは。
売れるネット広告社 取締役CFO
管理部 最高責任者 福本です。
最近は、会社の「タイムライン」について考えさせられることが増えています。
どのような過去を経て今があり、今をどう進むことでどんな未来になるのか、という時の流れのことです。
会社の未来を規定するのは、2つの「F」の掛け合わせだと思っています。
Fact × Fantasy
一つ目のFは「Fact(ファクト)」、つまり事実です。
数字とかデータ、実績、結果、客観的に把握可能な事実や根拠。「存在するもの」です。
我々の【A/Bテスト】の結果などノウハウも大半はFactです。
これは「過去・現在」に基づいています。
二つ目のFは「Fantasy(ファンタジー)」、空想です。
絵空事、夢、想いが詰まった現実には「存在しないもの」。
仮説とか、ビジョンとか、Willなどもこちらかと思います。
これは「未来」です。もっといえば、「未来の可能性の一つ」でしかありません。
我々はビジネスをしていると、経験則的にFactを重んじるようになります。
過去事例や実績にもとづいて客観的に判断したほうが確実性が高く、現実に馴染むからです。これは現場のスキルセットとしては重要であるとともに、足かせでもあります。
事実に足を取られて成長を加速できていない状況というのは、大企業だけではなくベンチャーの現場でもよくある話です。
一方で、トップマネジメントに求められるのは、Fantasyです。
組織を、今は存在していない未来に存在させなくてはならないので、要求される視点がそもそもFantasyです。
※ここでいうトップマネジメントは、社長・役員のことだけではありません。役割としてのトップマネジメントなので、「組織」を「あるプロジェクト」と置き換えたり、「経営者目線」と置き換えればわかりやすいかもしれません。
イノベーションのスピードが上がっている現代だからこそ、Fantasyを生み出す力が重要になってきます。変化のスピードが速いということは、未来化が速いということですから。
トップが生み出したFantasyを、ミドルマネジメント以下現場がFactで裏付けし、現実を地固めして舗装しながら、未来へ続く道を作っていくのが組織の役割分担だとすれば、会社の成長を因数分解すると、FactとFantasyの掛け算になるのではないでしょうか。
会社という組織レベルだけではなく、【A/Bテスト】も同じです。もちろんFactとしての結果は重要ですが、それよりも大事なのは前提となるIDEAであり、IDEAが生まれる根源に存在する仮説です。「これなら上がる気がする!」というマーケターとしての勘とか、想いみたいなもの、つまりFantasyが先にあるはずです。
売れるネット広告社も2018年8月から第10期に入り、ちょっとした「歴史」のようなものが発生しはじめているのですが、そうなると「じゃあ、そういう過去を踏まえて、どういう未来をつくるのだ?」という問いに答えなければいけない局面が増えているように思います。
会社の「タイムライン」を人の一生に例えると、会社も生まれたての赤子の頃はただ存在し続けていることが尊く・可能性に満ちているのですが、成長とともに未来を考え始めると、社会の中でどのような価値を発揮できるのかを自ら問うようになるし、周りからも求められるものなのかもと思うのです。
10年弱、積み上げてきた過去(Fact)をどんな未来(Fantasy)へつなげるのか。
そこに待っているドラマはどんなものになるのか。
まだ見ぬ仲間もいるでしょう。どんな人たちとどんなところへ行けるのか、楽しみにしています。
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売れるネット広告社
取締役CFO 管理部 最高責任者
福本朋哉
★売れるネット広告社では、一緒にドラマを創っていく仲間を募集中です!「こちら」からご確認ください。
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最近は、会社の「タイムライン」について考えさせられることが増えています。
どのような過去を経て今があり、今をどう進むことでどんな未来になるのか、という時の流れのことです。
会社の未来を規定するのは、2つの「F」の掛け合わせだと思っています。
Fact × Fantasy
一つ目のFは「Fact(ファクト)」、つまり事実です。
数字とかデータ、実績、結果、客観的に把握可能な事実や根拠。「存在するもの」です。
我々の【A/Bテスト】の結果などノウハウも大半はFactです。
これは「過去・現在」に基づいています。
二つ目のFは「Fantasy(ファンタジー)」、空想です。
絵空事、夢、想いが詰まった現実には「存在しないもの」。
仮説とか、ビジョンとか、Willなどもこちらかと思います。
これは「未来」です。もっといえば、「未来の可能性の一つ」でしかありません。
我々はビジネスをしていると、経験則的にFactを重んじるようになります。
過去事例や実績にもとづいて客観的に判断したほうが確実性が高く、現実に馴染むからです。これは現場のスキルセットとしては重要であるとともに、足かせでもあります。
事実に足を取られて成長を加速できていない状況というのは、大企業だけではなくベンチャーの現場でもよくある話です。
一方で、トップマネジメントに求められるのは、Fantasyです。
組織を、今は存在していない未来に存在させなくてはならないので、要求される視点がそもそもFantasyです。
※ここでいうトップマネジメントは、社長・役員のことだけではありません。役割としてのトップマネジメントなので、「組織」を「あるプロジェクト」と置き換えたり、「経営者目線」と置き換えればわかりやすいかもしれません。
イノベーションのスピードが上がっている現代だからこそ、Fantasyを生み出す力が重要になってきます。変化のスピードが速いということは、未来化が速いということですから。
トップが生み出したFantasyを、ミドルマネジメント以下現場がFactで裏付けし、現実を地固めして舗装しながら、未来へ続く道を作っていくのが組織の役割分担だとすれば、会社の成長を因数分解すると、FactとFantasyの掛け算になるのではないでしょうか。
会社という組織レベルだけではなく、【A/Bテスト】も同じです。もちろんFactとしての結果は重要ですが、それよりも大事なのは前提となるIDEAであり、IDEAが生まれる根源に存在する仮説です。「これなら上がる気がする!」というマーケターとしての勘とか、想いみたいなもの、つまりFantasyが先にあるはずです。
売れるネット広告社も2018年8月から第10期に入り、ちょっとした「歴史」のようなものが発生しはじめているのですが、そうなると「じゃあ、そういう過去を踏まえて、どういう未来をつくるのだ?」という問いに答えなければいけない局面が増えているように思います。
会社の「タイムライン」を人の一生に例えると、会社も生まれたての赤子の頃はただ存在し続けていることが尊く・可能性に満ちているのですが、成長とともに未来を考え始めると、社会の中でどのような価値を発揮できるのかを自ら問うようになるし、周りからも求められるものなのかもと思うのです。
10年弱、積み上げてきた過去(Fact)をどんな未来(Fantasy)へつなげるのか。
そこに待っているドラマはどんなものになるのか。
まだ見ぬ仲間もいるでしょう。どんな人たちとどんなところへ行けるのか、楽しみにしています。
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