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2024.03.05
加藤 公一レオ
ネット広告のコンバージョン率を最大8倍アップさせた最強申込フロー
売れるネット広告社 代表取締役社長 CEOの加藤公一レオです。
前回のブログからは、より具体的かつ実践的なノウハウをお伝えしている。今回のテーマは、ネット広告のコンバージョン率を最大化させる「申込フロー」だ。
私はかれこれ20年ほどネット広告の仕事をしているが、そのなかで多くのD2C(ネット通販)が誤った申込フローによってことごとく失敗しているのを見てきた。
ほとんどのD2C(ネット通販)企業が一度は陥る“悲劇”を繰り返さないようにするために、どうすればいいのか…? その答えは意外とシンプルだ。大成功している“売れる”D2C(ネット通販)が必ず実践している、コンバージョン率を最大8倍アップさせる、最強の申込フローをお伝えしよう。
前回のブログからは、より具体的かつ実践的なノウハウをお伝えしている。今回のテーマは、ネット広告のコンバージョン率を最大化させる「申込フロー」だ。
私はかれこれ20年ほどネット広告の仕事をしているが、そのなかで多くのD2C(ネット通販)が誤った申込フローによってことごとく失敗しているのを見てきた。
ほとんどのD2C(ネット通販)企業が一度は陥る“悲劇”を繰り返さないようにするために、どうすればいいのか…? その答えは意外とシンプルだ。大成功している“売れる”D2C(ネット通販)が必ず実践している、コンバージョン率を最大8倍アップさせる、最強の申込フローをお伝えしよう。
ネット広告のコンバージョン率はわずか3%
本題に入る前に、まずはネット広告のコンバージョン率について、残念な事実をお伝えしなければならない。
一般的に、お客さまが広告をクリックしてサイトに訪れたとき、なんと約90%が10秒以内に離脱すると言われている。つまり、100人がサイトを訪れたとしても90人は一瞬にして去ってしまうのである・・・。
その後、最終的に申込完了までたどり着くのは、本商品の場合でサイトを訪れた人の1%以下、無料モニター(サンプル・お試し)の場合でも3%程度となっている。つまり、D2C(ネット通販)においては、「ワンステップマーケティング」に比べコンバージョン率の高い「ツーステップマーケティング」の場合でも、コンバージョン率はわずか3%しかないのである。
このように、ネット広告から申込完了まで持っていくのは、そもそも容易ではないが、世の中の「貧乏D2C(ネット通販)」は、誤った申込フローにより、ただでさえ低いコンバージョン率をさらに低下させているのが現実だ。
一般的に、お客さまが広告をクリックしてサイトに訪れたとき、なんと約90%が10秒以内に離脱すると言われている。つまり、100人がサイトを訪れたとしても90人は一瞬にして去ってしまうのである・・・。
その後、最終的に申込完了までたどり着くのは、本商品の場合でサイトを訪れた人の1%以下、無料モニター(サンプル・お試し)の場合でも3%程度となっている。つまり、D2C(ネット通販)においては、「ワンステップマーケティング」に比べコンバージョン率の高い「ツーステップマーケティング」の場合でも、コンバージョン率はわずか3%しかないのである。
このように、ネット広告から申込完了まで持っていくのは、そもそも容易ではないが、世の中の「貧乏D2C(ネット通販)」は、誤った申込フローにより、ただでさえ低いコンバージョン率をさらに低下させているのが現実だ。
「貧乏D2C(ネット通販)」が犯している間違いは、これだ!
D2C(ネット通販)でネット広告をやる場合、絶対にしてはいけないのが、広告から「本サイト」に誘導することである。
なかでも最悪の中の最悪は、広告から「本サイト」のトップページに誘導しているケースだ。お客さまは、特定の商品に興味を持って広告をクリックしたのに、改めてサイトのトップページからその商品を探さなければならなくなる。これではコンバージョンは、ほぼゼロだ。
広告から「本サイト」の商品ページに誘導しているD2C(ネット通販)企業もいまだに多い。トップページに誘導するよりはまだマシだが、これもコンバージョン率はいまひとつだ。
「本サイト」の商品ページには、たいていナビゲーションで他の商品も羅列されている。「あわよくば他の商品も買ってくれる」と思うかもしれないが、“商品A”で広告を打った場合、99%のお客さまはその“商品A”のみを買い、“商品B”や“商品C”を買うことはない。むしろ、選択肢が多ければ多いほど、迷いを生じさせてしまい離脱につながる。他のページに遷移が可能となっていることが、コンバージョン率の低下を招いてしまうのだ。
なかでも最悪の中の最悪は、広告から「本サイト」のトップページに誘導しているケースだ。お客さまは、特定の商品に興味を持って広告をクリックしたのに、改めてサイトのトップページからその商品を探さなければならなくなる。これではコンバージョンは、ほぼゼロだ。
広告から「本サイト」の商品ページに誘導しているD2C(ネット通販)企業もいまだに多い。トップページに誘導するよりはまだマシだが、これもコンバージョン率はいまひとつだ。
「本サイト」の商品ページには、たいていナビゲーションで他の商品も羅列されている。「あわよくば他の商品も買ってくれる」と思うかもしれないが、“商品A”で広告を打った場合、99%のお客さまはその“商品A”のみを買い、“商品B”や“商品C”を買うことはない。むしろ、選択肢が多ければ多いほど、迷いを生じさせてしまい離脱につながる。他のページに遷移が可能となっていることが、コンバージョン率の低下を招いてしまうのだ。
そもそも「本サイト」というのは、SEO対策やリピーターを意識したつくりになっているため、ほとんどの場合“カタログ形式”になっている。商品名と商品画像があって、淡々とした商品説明があって、カートボタンがあるだけ。ネット広告から瞬発的に誘導されたお客さまは、このようなサイトからは絶対に申込みをしないのである。
ネット広告からの誘導先は『広告専用ランディングページ』にする
オフラインの世界でも、商品カタログをそのままチラシにする“アホ”はいないはずだ。それと同じで、ネット広告からの誘導先は、売るためにお客さまを説得する”攻めのセールスレター型”のページでなければならない。
ズバリ、D2C(ネット通販)のネット広告から誘導するサイトは「本サイト」ではなく、必ず商品ごとに独立した「広告専用ランディングページ」にするべきである。
例えば、商品Aでネット広告を打ったら、誘導先の広告専用ランディングページは、商品Aしか申込めないページにするのだ。余計な選択肢を与えずに、その商品を売ることのみに集中したページを制作することが重要なポイントである。
ズバリ、D2C(ネット通販)のネット広告から誘導するサイトは「本サイト」ではなく、必ず商品ごとに独立した「広告専用ランディングページ」にするべきである。
例えば、商品Aでネット広告を打ったら、誘導先の広告専用ランディングページは、商品Aしか申込めないページにするのだ。余計な選択肢を与えずに、その商品を売ることのみに集中したページを制作することが重要なポイントである。
本サイトが「カタログ」だとすれば、広告専用ランディングページは「チラシ」になる。さまざまな情報が載っている本サイトとは違って、瞬発力と勢いで申込ませる構成になっていなければならない。
商品価格の何倍もの情報価値を提供し、「お申込みへの誘導」のみを意識した縦長のページにすると、コンバージョン率は劇的に上がる。これまでの実績では、「本サイト」の商品ページに比べ、広告専用ランディングページではコンバージョン率が約1.9~3.2倍上がっている。
当然、広告専用ランディングページからは他の商品ページに一切遷移できないようにしておこう。
商品価格の何倍もの情報価値を提供し、「お申込みへの誘導」のみを意識した縦長のページにすると、コンバージョン率は劇的に上がる。これまでの実績では、「本サイト」の商品ページに比べ、広告専用ランディングページではコンバージョン率が約1.9~3.2倍上がっている。
当然、広告専用ランディングページからは他の商品ページに一切遷移できないようにしておこう。
「貧乏D2C(ネット通販)」はLPから「カートシステム」につなげて大失敗
ネット広告からの誘導先は必ず広告専用ランディングページにするべきだが、それさえつくればいいというものではない。
なぜなら、世の中の「貧乏D2C(ネット通販)」は、せっかくつくった広告専用ランディングページをカートシステムにつなげて大失敗しているからだ。
そもそも、カートシステムというのは、1990年代に開発された本サイト向けのシステムである。「カート(かご)」という名前の通り、本サイトに掲載されている複数の商品をかごに入れて、まとめて精算するためのシステムだ。
ここでちょっと考えてみてほしい。広告専用ランディングページではいくつの商品を訴求するだろうか。そう、ひとつである。ひとつの商品しか訴求しないのに、複数の商品をかごに入れてまとめて精算するためのカートシステムにつなげるなんて、論理が破綻していないだろうか?
ぶっちゃけてしまえば、広告専用ランディングページとカートシステムの相性は最悪である。その理由は、カートシステムの遷移数にある。
日本の平均的なカートシステムは、申込ボタンを押してから申込完了画面に至るまでに 8つもの画面遷移がある。
なぜなら、世の中の「貧乏D2C(ネット通販)」は、せっかくつくった広告専用ランディングページをカートシステムにつなげて大失敗しているからだ。
そもそも、カートシステムというのは、1990年代に開発された本サイト向けのシステムである。「カート(かご)」という名前の通り、本サイトに掲載されている複数の商品をかごに入れて、まとめて精算するためのシステムだ。
ここでちょっと考えてみてほしい。広告専用ランディングページではいくつの商品を訴求するだろうか。そう、ひとつである。ひとつの商品しか訴求しないのに、複数の商品をかごに入れてまとめて精算するためのカートシステムにつなげるなんて、論理が破綻していないだろうか?
ぶっちゃけてしまえば、広告専用ランディングページとカートシステムの相性は最悪である。その理由は、カートシステムの遷移数にある。
日本の平均的なカートシステムは、申込ボタンを押してから申込完了画面に至るまでに 8つもの画面遷移がある。
画面が遷移するごとに、バケツの底の穴から水が漏れるようにどんどんお客さまが離脱し、最終的に30%の人しか申込完了画面にたどり着かないのである。実に70%ものお客さまが申込ボタンを押した後に離脱しているのだ。
広告専用ランディングページは「申込フォーム一体型」がマスト
だが、安心してほしい。カート内でお客さまがどんどん離脱する、いわゆる「かご落ち」と呼ばれる現象は、広告専用ランディングページを申込フォームと一体型にすることで解決できる。
「申込フォーム一体型ランディングページ」とは、広告専用ランディングページの下部に申込フォームを追加したランディングページのことである。他のページに遷移することなく広告専用ランディングページ上で直接申込フォームに個人情報を入力することができ、入力が完了したら、あとは申込確認画面と申込完了画面があるだけだ。
「申込フォーム一体型ランディングページ」とは、広告専用ランディングページの下部に申込フォームを追加したランディングページのことである。他のページに遷移することなく広告専用ランディングページ上で直接申込フォームに個人情報を入力することができ、入力が完了したら、あとは申込確認画面と申込完了画面があるだけだ。
広告専用ランディングページを申込フォーム一体型にするだけで、コンバージョン率は約1.5~2.5倍に上がる。
今回、ご紹介したノウハウをまとめると、商品ごとに独立した広告専用ランディングページを制作すること、そしてそのページを申込フォーム一体型にすることの両方を実践すると、本サイトをカートシステムにつなげたときと比べ、ネット広告のコンバージョン率は最大8倍上がる。これは、我われが数値を検証してきた結果だ。
実際に、“売れる”D2C(ネット通販)は、例外なく申込フォーム一体型ランディングページを採用して大成功している。
大手企業でもない限り、ネットで物を売るためにはネット広告をしないといけない。そして、ネット広告の効果を最大化させるために必要なのが、申込フォーム一体型の広告専用ランディングページなのである。当然、我々が提供するクラウドサービスで制作できるランディングページも、申込フォーム一体型だ。
皆さんも、ネット広告から申込フォーム一体型ランディングページに誘導するというシンプルかつ最強の申込フローにすることで、コンバージョン率の最大化を実現してほしい。
次回は、コンバージョン率を劇的に上げるランディングページのテクニックについてお伝えする予定だ。次回のブログもお楽しみに。
※「申込フォーム一体型」は特許庁商標登録済み商標です。※登録商標第6041909号
今回、ご紹介したノウハウをまとめると、商品ごとに独立した広告専用ランディングページを制作すること、そしてそのページを申込フォーム一体型にすることの両方を実践すると、本サイトをカートシステムにつなげたときと比べ、ネット広告のコンバージョン率は最大8倍上がる。これは、我われが数値を検証してきた結果だ。
実際に、“売れる”D2C(ネット通販)は、例外なく申込フォーム一体型ランディングページを採用して大成功している。
大手企業でもない限り、ネットで物を売るためにはネット広告をしないといけない。そして、ネット広告の効果を最大化させるために必要なのが、申込フォーム一体型の広告専用ランディングページなのである。当然、我々が提供するクラウドサービスで制作できるランディングページも、申込フォーム一体型だ。
皆さんも、ネット広告から申込フォーム一体型ランディングページに誘導するというシンプルかつ最強の申込フローにすることで、コンバージョン率の最大化を実現してほしい。
次回は、コンバージョン率を劇的に上げるランディングページのテクニックについてお伝えする予定だ。次回のブログもお楽しみに。
※「申込フォーム一体型」は特許庁商標登録済み商標です。※登録商標第6041909号
売れるネット広告社加藤公一レオ
株式会社 売れるネット広告社 (東証上場 証券コード9235)
代表取締役社長CEO
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