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2024.06.25 

加藤 公一レオ

A/Bテスト20連発。D2C(ネット通販)の「答え」を大公開【後編】
売れるネット広告社 代表取締役社長 CEOの加藤公一レオです。

売れるネット広告社では、これまで膨大な広告費をお預かりして、2600回以上のA/Bテストを繰り返してきた。D2C(ネット通販)の広告に関するA/Bテストの実績なら、どこにも負けない自信がある!

複数の企業でA/Bテストを実施して「Aが強い」という結果が出た場合、100社でやっても1000社でやっても同じ結果になるという特性がある。つまり、A/Bテストの結果には再現性があるのである。

したがって、広告の費用対効果(ROAS)を最大化するには、答えを知っている企業から“カンニング”させてもらうのが手っ取り早い。そこで、前編・後編の2回に分けて、売れるネット広告社が10年以上にわたって蓄積してきた “最強の売れるノウハウ®”を“カンニングシート”として大公開する!今回は、その後編になる。
Q11:引上率が高い申込フローはどっち?
引上率が高い申込フローは次のどちらだろうか。

【A】 メルマガから本サイトへ誘導
【B】 引上専用フォローメールから引上専用ランディングページへ誘導

正解は【B】の引上専用フォローメールから引上専用ランディングページへ誘導である。

前回「Q4:コンバージョン率が高いネット広告からの誘導先はどっち?」で触れた通り、ネット広告から誘導するサイトは、本サイトではなく、必ず商品ごとに独立した広告専用ランディングページにするべきだ。この原則はCRMでも同じである。

また、あらゆる商品の情報が羅列されたメルマガを送っても、余計な情報が多すぎるため、引上率はいつまでたっても上がらない。

そこで、引上ステージの目的に特化した「専用のフォローメール」と「専用のランディングページ」を制作して、余計な情報は省き、必要最低限の情報を提供することで、引上率が最大6.1倍上がる!
Q12:引上率が高いフォローメールの配信タイミングはどっち?
次のうち、引上率が高いフォローメールの配信タイミングはどちらだろうか。

【A】 全ユーザーに一斉配信する
【B】 ユーザーの消費サイクルに合わせて個別配信する

正解は【B】のユーザーの消費サイクルに合わせて個別配信するである。

ズバリ、D2C(ネット通販)のCRMはタイミングがすべてだ! どんなに素晴らしいクリエイティブのフォローメールを作成したとしても、商品がなくなるタイミングでしか引きあがらない。

そこで、ユーザーの消費サイクルに合わせて個別にフォローメールを送ることで、引上率が最大2.7倍上がる!
Q13:引上率が高いフォローメールの配信時間はどっち?
次のうち、引上率が高いフォローメールの配信時間はどちらだろうか。

【A】 開封率が高い時間に一斉配信する
【B】 ユーザーの初回申込時間に合わせて個別に配信する

正解は【B】のユーザーの初回申込時間に合わせて個別に配信するである。

生活スタイルは人それぞれなので、ネットにアクセスする時間も違えば、物欲が高まる時間帯も異なる。そこで、フォローメールは一斉に送信するのではなく、ユーザーの初回申込時間に合わせて個別に配信すると効果的だ。

初回申込時間はそのユーザーがネットにアクセスしている時間帯である可能性が高いし、物欲が高まっている時間である可能性も高い。初回申込時間に合わせてフォローメールを送ることで、引上率が最大1.3倍上がる!
Q14:LTVが高い定期商品申込完了画面はどっち?
以下のうち、LTVが高い定期コース(サブスク)の申込完了画面はどちらだろうか?

【A】 定期商品申込完了画面で購入の御礼をするだけ
【B】 定期商品申込完了画面で3ヶ月おまとめ定期へとアップセルさせるコンテンツを記載

正解は【B】の定期商品申込完了画面で3ヶ月おまとめ定期へとアップセルさせるコンテンツを記載である。

多くのD2C(ネット通販)会社は、ユーザーが申込みを完了した後の申込完了画面で「購入の御礼」だけを行っている。

ところが、モニター申込確認画面で定期商品にアップセルしてくれたユーザーに対し、定期商品の申込完了画面で「購入の御礼」だけをするのは非常にもったいない! 本気度の高いユーザーには、申込完了画面を活用することで、さらなる上位商材にアップセルさせられる可能性があるからだ。
そこで、定期商品の申込完了画面にアップセルコンテンツを追加し「3ヶ月おまとめ定期(3ヶ月分の商品を3ヶ月ごとに届ける)」を訴求したところ、LTVが1.54倍高くなることが判明した!

定期商品の申込完了画面では、単なる御礼に終わらず、「3ヶ月おまとめ定期」を訴求してさらなる上位商材へのアップセルを狙おう!
Q15:LTVが高い定期の説明はどっち?
次のうち、LTVが高い本商品の定期コース(サブスク)の説明はどちらだろうか?

【A】 定期コースの説明箇所に“縛りあり風”の文言を記載
【B】 定期コースの説明箇所にいつでも解約可能を記載

正解は【A】の定期コースの説明箇所に“縛りあり風”の文言を記載である。

定期コースの説明箇所に「3回以上の継続をお約束ください!契約ではございませんのでいつでも停止できますが、本気でシミをケアして“潤う美白”肌を手にするために、最低でも3回のご継続をお約束ください」と記載し、日本人特有の約束を守る律儀さを利用することでLTVが最大1.42倍上がることがわかっている。
Q16:LTVが高い申込完了画面はどっち?
次のうち、LTVが高い申込完了画面はどちらだろうか?

【A】 申込完了画面に使い方動画を載せない
【B】 申込完了画面に使い方動画を載せる

正解は【B】の申込完了画面に使い方動画を載せるである!

申込完了画面に商品の使い方を紹介する動画を載せることで、ユーザーが正しく使ってくれるため効果を実感しやすくなる。その結果、継続率が上がりLTVが最大1.28倍上がるのである!

申込完了画面は単なる御礼で終わらせずに、商品の使い方を紹介する動画を追加して、LTVアップを狙おう。
Q17:コンバージョン率が高い記事広告はどっち?
以下のうちコンバージョン率が高い記事広告はどちらだろうか?

【A】 記事広告から広告専用ランディングページに遷移
【B】 申込フォーム一体型の記事広告

正解は【B】の申込フォーム一体型の記事広告である。
記事広告は新規獲得効率が良いことから、近年D2C(ネット通販)業界で大流行した。ところが外部ドメインを使用した違法な広告の温床となったため、最近は媒体側も規制を強め、出稿できる媒体が少なくなってきている…。

さらに、従来型の記事広告は「インフィード広告⇒記事広告⇒広告主のランディングページ」という3段階の構造になっており、画面遷移が多いことから離脱が多いという問題があった。
こうした従来型の記事広告の問題点を解消するのが、記事広告の最下部に申込フォームを設置した「申込フォーム一体型記事広告」である。

従来、記事広告ではアフィリエイターなどの第三者が広告主のチェックを受けずに制作した違法な広告が出回っていたが、「申込フォーム一体型記事広告」は自社ドメインへの実装を前提としているため、広告主がチェック済みの記事広告のみ運用可能となる! したがって、違法性リスクを排除できるため、規制が厳しくなった媒体にも出稿できる。

また、「申込フォーム一体型記事広告」は、その名の通り、記事広告上で個人情報を入力することができるため、従来型の記事広告に比べて極力画面遷移を抑えたシンプルなフローになっている。言い換えれば、離脱を最小限に抑えることができるのである。

実際に、「フォーム一体型記事広告」と従来型の記事広告でA/Bテストを行ったところ、従来型の記事広告に比べて2.87倍もコンバージョン率が高かった!これからの記事広告は「フォーム一体型記事広告」一択である。
Q18:コンバージョン率が高いランディングページはどっち?
コンバージョン率が高いランディングページは次のうちどちらだろうか。

【A】 広告専用ランディングページ
【B】 アンケートランディングページ

正解は【B】のアンケートランディングページである。

「アンケートランディングページ」は、お客様に4問程度のアンケートに答えてもらい、その「お礼」としてお得なオファーを提供するという戦略をとっている。

それによって、「申し込んでいる」という感覚が薄らぐことに加え、「アンケートの見返り」という見せ方がユーザーの「得したい」という心理をくすぐる。さらに、アンケートの設問を工夫することによって、商品の良さを知らぬ間に刷り込むことができるのだ。

その結果、広告専用ランディングページに比べ、アンケートランディングページは、コンバージョン率が最大2.1倍上がるのである!
Q19:コンバージョン率が高いアンケートLPはどっち?
次のうち、コンバージョン率が高いアンケートランディングページはどちらだろうか。

【A】 アンケートランディングページから広告専用ランディングページに遷移
【B】 申込フォーム一体型のアンケートランディングページ

正解は【B】の申込フォーム一体型のアンケートランディングページである。

アンケートランディングページは、もはやD2C(ネット通販)における新規獲得の定番施策となっている。ところが、世の中の9割以上のD2C(ネット通販)企業はアンケートランディングページのやり方を間違えている。

何がマズいかというと、アンケートに回答させた後、通常のランディングページ(広告専用ランディングページ)に遷移させてわざわざ画面遷移を増やしているのである。画面遷移を増やせば増やすほど、離脱が増え、コンバージョン率が低下するにもかかわらず…。
記事広告同様、アンケートランディングページも「申込フォーム一体型」にするべきである! 申込フォーム一体型アンケートランディングページでは、アンケートの設問の下部に申込フォームが設置されているので、他のページに一切遷移することなく個人情報が入力できる。

A/Bテストの結果、申込フォーム一体型にすることにより、アンケートランディングページから広告専用ランディングページに遷移させた場合に比べ、コンバージョン率が最大2.32倍上がることがわかっている。
Q20:LTVが高い定期オファーはどっち?
次のうちLTVが高い定期コース(サブスク)のオファー内容はどちらだろうか。

【A】 初回だけ大幅割引し、2回目以降価格を上げる
【B】 初回も2回目以降も半永久的に20%OFF

正解は【B】の、初回も2回目以降も半永久的に20%OFFである。

売れるネット広告社は創業以来一貫してD2C(ネット通販)の広告に携わっているが、最近のD2C(ネット通販)の世界では、数年前と比べLTV(特にF2転換率)が段々下がってきているという衝撃の事実がある…。
ズバリ、LTVが下がってきている要因として、定期コース(サブスク)の初回価格を大幅に下げておいて、2回目以降に価格を上げるオファーが当たり前になっていることが挙げられる。初回価格と2回目以降の価格に差があると、継続のモチベーションを下げてしまうだけでなく、初回価格狙いですぐに解約する「初回ピッカー」や、転売目的の不正注文のターゲットになってしまう…。

そこで、初回だけ大幅な値引きをして、2回目以降に値上げをするようなオファーではなく、初回から2回目以降もずっと半永久的に20%OFFにしよう。これにより、LTVが最大1.54倍アップすることがわかっている!

ここで紹介したノウハウはいずれも複数企業でA/Bテストを行って成果が確認されたものばかりだ! ズバリ、事実ベースのA/Bテストの結果は、どんな商品・どんなD2C(ネット通販)企業に横展開しても再現性がある。

あなたもこの“カンニングシート”を今日からすぐに実行して、広告の費用対効果(ROAS)を劇的に改善していってほしい。

※「最強の売れるノウハウ」は特許庁商標登録済み商標です。登録商標第5927186号
※「申込フォーム一体型」は特許庁商標登録済み商標です。登録商標第6041909号
売れるネット広告社加藤公一レオ
株式会社 売れるネット広告社 (東証上場 証券コード9235)
​代表取締役社長CEO
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