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  • 自己紹介
2024.05.27 

河井 沙樹

自作キャンピングカー ~軽バン購入から完成まで~
はじめまして。
売れるネット広告社 開発部アシスタントをしております河井沙樹と申します。

初めてのブログ執筆ですが、今回は自己紹介がてら私の趣味をご紹介します。


私の趣味というのは、「自作キャンピングカーで車中泊をする」ことです。
車中泊仕様にするためにほぼ一人でDIYして作りました。

私はこの車を手に入れてから週末の充実度が格段に上がりました。
釣りやキャンプも好きなのですが、

★釣り場の近くで車中泊⇒早朝に釣りをしたり
★キャンプ時にテントは張らずに車中泊キャンプをしたり(設営撤収がかなり楽です)
★観光目的のちょっとした旅行も宿いらずで気軽に遊びに行けます

今週末はどこに行こうかと考えるだけでも楽しいものです。
そんな私の愛車 通称「かわい号」の車体購入から、現在の車中泊仕様にDIYするまでの費用や工程をざっくりご紹介しようと思います。
車改造費 概算
主にかかった費用は下記の通りです。

車本体ハイゼットカーゴ(約23万円)※車検2年付
フェイクレザー(約5,000円)
木材(約30,000円)
シンクもろもろ(16,000円)
換気扇(約3,000円)
マットレス(約3,000円)
防音・断熱(約3,000円)
その他もろもろ・・・

ざっと30万円程でしょうか。

キャンプと併用して使用しているポータブル電源、寝袋、調理器具など実際に車中泊するうえでの出費は他にもありますが、
車に常設したものと考えると上記のような感じです。

ちなみにタイヤは3年目で老朽化が原因でパンクしました。
※今は4本ともばっちり交換しました☆

約30万円でキャンピングカーができたと思ったら、かなり安く仕上がったのではないでしょうか。
(本当は2度作り直したりしているのでもっとかかっていますが、そこは割愛しています)

ではもう少し詳しく、購入からDIYの時の苦労話など自己満足でお話していこうと思います。
車体購入!!
まず購入の条件として挙げていたのは下記の3つです。

【購入の条件】
①安さ
車体に穴をあける気でいたのでとにかく安く、躊躇なくいじれる車であること。

②窓は手動開閉式
車中泊=エンジンを止めた状態で車内に長時間いることになります。
調理時など窓を開けたいと思った時にいちいちエンジンをかけないといけないのは不都合だったので、手動開閉式にこだわりました。

③ハイルーフ
車内の空間を確保したかったため天井の高いハイルーフの車にこだわりました。

<購入した車のスペック>
車種:ダイハツ ハイゼットカーゴ(ハイルーフ)
走行距離:16万キロ
車検:2年付

実際の購入の決め手は上記の条件に加えてテレビ&ナビがついていたこと!
(正直、今となってはテレビとナビはほぼ使わないのでいらない機能でしたが・・・)
走行距離がなかなかですが、商用車は乗用車に比べて長距離走れる仕様らしいということと20万キロ越えでも平気で走っている車はたくさんあるらしいということで許容しました。
※実際今は18万キロ近くまで走っていますが問題なく走行できています!
車引き渡し!!
引き渡し時の車は前の持ち主から手放されたときのまんま。といった印象。
喫煙車だったことを購入後に気付いたのは、非喫煙者からするとショックでした。
(試乗した時になぜ気づかなかったのだろう・・・)

灰皿に吸い殻のたばこが入れっぱなしでした。(きたないっ!!)
すぐに捨てて置き型ファブリーズの中身(ゼリーみたいなやつ)を詰め込んでやりました。

まず洗車、車内もとにかく清掃!
購入した時はなぜか気にならなかったたばこの匂いがどんどん気になるようになり、天井のシートやサンシェードなど取り外してごしごし洗いました。
しかし・・・何度洗っても黄色いヤニ色の水が出てくるし、匂いはなかなか取れません。

そこで洗浄による消臭はあきらめて上から蓋をしてしまえ!と考えました。
サンシェードは全とっかえ!!段ボールとフェイクレザーの生地で手縫いして作成。
天井は防音・断熱の後に元の天井を戻す予定でしたが、木張りにして蓋をしてしまいました。

天井の木張りのおかげでかなり匂いはなくなり、木のいい香りで満たされる空間になりました。
(杉の木にしてよかった)
いざDIY!!
ベッド、シンクなどのメインの枠組みには木材を使用しました。
木材カットはホームセンターのサービスを利用、曲線部分はジグソーで頑張ってカットしました。
あとは設計した通りに組み立てていくだけです。
(簡単に書いてますが、だいぶ手直しと妥協した部分もたくさんあります(笑))
無加工の木材だと虫が湧いたり湿気対策ができないので、見えない部分もすべてニス塗装を徹底しました。

寝床のクッションはカットしたマットレスに底板とフェイクレザーをかぶせて、タッカーでバシバシ留めていくだけ。
(これは簡単です♪)

車検時に必要な積載面積確保のために、一番後ろの部分は底板を車体に固定する必要がありました。
固定部分のマットレスだけ手縫いでフェイクレザーと滑り止めのついた生地を組み合わせて作りました。
(手縫いが一番つらかった・・・)

続いてシンク。
シンクは市販のセットを購入したので枠だけ作れば設置は簡単です。
簡単・・・なはずなのですが、一番重要な枠の切り出しを失敗・・・。
木材もぴったりの量しか購入していなかったので、妥協してOKとしました。
(こういうところ性格でますよね。)
周りをコーキング(パッキンみたいなやつ)したのですが、初めての作業でうまくできず・・・。
失敗した枠のところが何とも無残。
コーキング材もやり直せる量を買っていなかったので、妥協・・・。

趣味なので自分が良しとすればよいのです。

換気扇は市販の"窓にはめ込み式"を採用。
価格もお手頃だしソーラー充電式で重宝しています。
欠点をあげるとすると、時間とともにゴムの部分が縮んで隙間が生じてきたこと。
※設置時に余ったゴムは捨てずにとっておくことをお勧めします・・・。

照明は磁石式のLEDライト&虫殺しランタンを使っています。
※どうしても隙間からの虫の侵入は0にできませんので、虫嫌いとしては対策必須。
ブラックライトでおびき寄せ入ってきた虫をバチ!!とやっつけるアイテムです。
以前キャンプ場で使用したら逆に虫がたくさん寄ってきて恐ろしい光景になりました。
それ以来、屋外ではなく車内に入ってしまった虫専用に使用しています。

また、普段ベッドの上は生活空間としてスペースを確保しておきたいので、ベッド下に収納スペースを設けてキャンプグッズ、釣り用品など遊び道具はすべて収まるようにしています。

ちなみに収納スペースを確保するために後部座席を取っ払って4名乗りから2名乗りに構造変更もしました。
これによってかなり収納スペースが増えました。
※後部座席は近所の車屋さんに取ってもらいました。
車検について
これだけいじくりまわして、気になるのが車検ですがご安心ください。

一応こちらも調べて基準を満たすようにベッドやシンクは車体に固定させ、先述の通り積載面積も確保しています(/・ω・)/
(車検も無事合格しました!わーい!)

こうして自己満足車中泊車 通称「かわい号」が完成しました。

今は一人用の軽自動車ですが、いつかはハイエースなんかで車中泊仕様車をつくって、日本各地を旅したいなあと野望を持っています。

アウトドア好き、一人遊びが好き、旅行好きな方は軽バンお勧めです。
※車中泊はマナーを守って楽しみましょう※

☆予告☆
現在、車体の色を塗ろうと計画中です。
今後の「かわい号」に乞うご期待♪



株式会社売れるネット広告社
開発部 開発アシスタント
河井沙樹
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