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『売れるネット広告社』が実践する、IDEAを出し続け、【A/Bテスト】結果をノウハウとして蓄積・共有する“仕組み”とは?

2024.07.17

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加藤 公一レオ

売れるネット広告社 代表取締役社長 CEOの加藤公一レオです。

手前味噌だが、当社はこれまで膨大な広告費をお預かりして、“2600回以上”の【A/Bテスト】を繰り返してきた。あらゆる【A/Bテスト】をやってきた自負があるし、ネット広告の【A/Bテスト】の回数ではズバリ“日本一”だ!その実績は「【A/Bテスト】の試行回数日本一」として、「UA-JAPAN RECORDS」にも認定されている。

なぜそこまで【A/Bテスト】にこだわるのかというと、【A/Bテスト】は、最も確実に広告の費用対効果を改善し続けられる手段だからである。

一方で、【A/Bテスト】の重要性をわかってはいても、なかなか良いIDEAが出ずに実行できない企業や、【A/Bテスト】をやってはいても結果が社内全体に蓄積・共有されておらず、ノウハウが属人化してしまっている企業も多いと思う。

そこで今回は、「【A/Bテスト】の会社」を自負する『売れるネット広告社』が実践している、【A/Bテスト】のIDEAを出し続け、その結果を社内で蓄積・共有し、プロダクト開発にまで落とし込む“仕組み”についてお話ししよう。

社員全員が【A/Bテスト】IDEA大会に参加

『売れるネット広告社』では、月1回「【A/Bテスト】IDEA大会」を開催している。社員が新しい【A/Bテスト】のIDEAを持ち寄ってプレゼンし、そのIDEAを実行することでどれだけ広告の費用対効果が改善しそうかを評価する場だ。

この「【A/Bテスト】IDEA大会」は、社員全員が参加するところに特徴がある。日頃クライアントや媒体社と向き合っているコンサルタントやメディア担当だけでなく、人事だろうが経理だろうが総務だろうが、必ず社員全員が参加して【A/Bテスト】のIDEAをプレゼンするのである!

社員全員を参加させる理由は2つある。ひとつは、どんな仕事をしていても、『売れるネット広告社』にいる限りは、クライアントの業績に対し『自分事』の意識を持ってほしいからだ!職種にかかわらず、常に社員一人ひとりが『関わるすべての企業を100%成功に導くこと』を意識してほしいと思っている!

もうひとつは、人事や経理や総務の社員からも時に新鮮なIDEAが出てくるからである。日頃クライアントや媒体社と向き合っているコンサルタントやメディア担当に比べると、人事や経理や総務の社員はネットマーケティングに関しては“素人”に近い。しかし、だからこそ一般のお客様に近い目を持っていて、コンサルタントやメディア担当が目を向けなかったポイントに気付くこともあるのだ。

このように、【A/Bテスト】のIDEA出しは、ネット広告の担当者だけでなく、可能な限り全社一丸となって取り組むべきである!!

トップのIDEAで【A/Bテスト】を実施

社員全員が参加する「【A/Bテスト】IDEA大会」では、社員が持ち寄ったIDEAひとつひとつに対し、「どの程度費用対効果が改善しそうか」を評価し、投票する。

その投票で多くのポイントを獲得した上位のIDEAをもとに、全クライアントに【A/Bテスト】の実施を提案。D2C(ネット通販)の現場でネット広告の【A/Bテスト】を行い、「【A/Bテスト】IDEA大会」で出たIDEAの効果を検証するのである!

【A/Bテスト】結果をプラットフォームに登録

実施した【A/Bテスト】の内容と結果は、随時社内で「“最強の売れるノウハウ®”プラットフォーム」に登録する。「“最強の売れるノウハウ®”プラットフォーム」とは、『売れるネット広告社』が過去に実施した“2600回以上”の【A/Bテスト】結果が閲覧できるシステムだ。

「“最強の売れるノウハウ®”プラットフォーム」にログインし、キーワードで検索したり、実施年月などで絞り込んだりすれば、該当する【A/Bテスト】の結果が一覧で表示されるようになっている。

極端に言えば、昨日入社したばかりの社員でも、過去の【A/Bテスト】の結果をすぐに確認し、『事実ベース』のノウハウに基づいてクライアントにアドバイスをしたり、次の施策を考えたりすることができるのである!

クライアントとのミーティングで「申込ボタンは何色がいいんですか?」と聞かれたら、「少々お待ちください」とその場で検索して、「緑がいいです!」と回答することができる。

昨日入社したばかりの新人と20年以上ダイレクトマーケティングに携わってきた私とでは、経験や知見には圧倒的な差があるだろうが、「“最強の売れるノウハウ®”プラットフォーム」があることで、新人でも同等の“知識”をすぐに得ることができるのだ!

『売れるネット広告社』は【A/Bテスト】の会社だと自負しているし、だからこそ、【A/Bテスト】の結果を社内で蓄積・共有することをものすごく大事にしている!

当社では、「“最強の売れるノウハウ®”プラットフォーム」を構築し、社員なら誰でもすぐに過去のあらゆる【A/Bテスト】結果が確認できるようにすることで、ノウハウの蓄積・共有を実践しているのである。

勝率8割のIDEA はクラウドサービスで機能化

『売れるネット広告社』の“最強の売れるノウハウ®”は、これまでに行ってきた“2600回以上”の【A/Bテスト】の結果である。今でも毎週のように新しい【A/Bテスト】をやっていて、10社8割で勝った【A/Bテスト】IDEAは “最強の売れるノウハウ®”に認定し、今後の施策のデフォルトにしている。

さらに、新たに“最強の売れるノウハウ®”に認定されたIDEAは、効果の高いものから優先的に自社運営のクラウドサービス『売れるD2Cつくーる』に標準機能として実装している!

また、最新の“最強の売れるノウハウ®”は、『売れるD2Cつくーる』に搭載されているランディングページを“無料”かつ “約3分”で制作できる「ランディングページ自動生成(AI生成機能β)」にも反映している。

したがって、『売れるD2Cつくーる』を利用しているD2C(ネット通販)会社は、『売れるネット広告社』の最新の“最強の売れるノウハウ®”をほぼ自動的に実行できる仕組みになっているのである!!

『売れるネット広告社』が実践している【A/Bテスト】活用の仕組み

これまでの話をまとめると、下記のようになる。

1.月に1回、「【A/Bテスト】IDEA大会」を開催して、社員全員で新しい【A/Bテスト】のIDEAを出し続ける。

2.「【A/Bテスト】IDEA大会」の投票結果をもとに、効果の高そうな【A/Bテスト】のIDEAを全クライアントに提案。【A/Bテスト】を実行する。

3.これまでに実施したすべての【A/Bテスト】の結果を「“最強の売れるノウハウ®”プラットフォーム」に登録し、社内で蓄積・共有。

4.10社8割で勝った【A/Bテスト】のIDEAは“最強の売れるノウハウ®”に認定。クラウドサービス『売れるD2Cつくーる』で順次標準機能として実装する。

このように、『売れるネット広告社』では、【A/Bテスト】のIDEA出しを社内イベントとして『定例化』したり、すべての【A/Bテスト】結果が見られる『システム』を構築したり、「10社8割で勝ったら機能実装」といった『ルール』を決めたりすることによって、【A/Bテスト】の活用をビジネス全体の流れに組み込んでいる。

『売れるネット広告社』が九州のデジタルマーケティング企業売上1位になるほど成長できた要因のひとつが、この【A/Bテスト】活用の仕組みであることは間違いない!

一方、世の中のD2C(ネット通販)会社は、せっかく【A/Bテスト】をやっていてもブランド別にPDCAを回しているため、組織内で【A/Bテスト】結果の蓄積・共有ができていないことが多い。「ブランドB」の担当者は「ブランドA」の成功事例を知らないため、せっかくの成功事例が横展開できないのである…。これはあまりにももったいない!

世の中の広告代理店にしても、「クライアントA」の担当者は「クライアントB」の担当者に成功事例を共有せず、ノウハウを自分だけのものにしてしまう。

大手広告代理店ADK出身の私は、過去にこんなクライアントや広告マンを散々見てきた。だからこそ、自分が創業した『売れるネット広告社』では、成功事例やノウハウを組織全体で蓄積・共有する“仕組み”を作ったのである!!

「【A/Bテスト】をやってはみたものの続かない」「【A/Bテスト】をやってはいるがノウハウが属人化してしまっている」と悩んでいる方は、ぜひ『売れるネット広告社』の取り組みを参考にしてプラスのスパイラルを生み出してほしい。


※「最強の売れるノウハウ」は特許庁商標登録済み商標です。登録商標第5927186号