- レポート
2025.03.03
角野 さくら
オーストラリアに行って気付いた!海外のスーパー事情とマーケティング

こんにちは!売れるネット広告社カスタマーサクセス部の角野です!
先日海外研修にてオーストラリアに行ってきました!研修だけではなく社内のメンバーでも関りの少ない部署の方々と接するとってもいい機会になりました!研修中の夕飯はBBQスタイルで、みんなでスーパーに行ったのですが、日本のスーパーとは異なり、ある売り場で驚きました。
『ナッツやシリアル、ドライフルーツが袋に入っていない!笑』 代わりに、大きなケースに入った商品をスコップですくい、自分で好きな量を袋に入れる「量り売りコーナー」がありました。さらに、野菜や果物もほとんどがそのままの(袋詰めやパック詰めではない)状態で並んでおり、必要な分だけを選んで購入できる仕組み。日本では袋詰めされた状態で売られているのが一般的なので、この違いに驚きました。「どうしてこんなに売り方が違うんだろう?」と気になり、調べてみると、オーストラリアだけではなく国によってスーパーの販売スタイルには文化や価値観が大きく影響していることが分かりました。そこで、今回は世界各国のスーパーの売り方の違いを紹介します!
先日海外研修にてオーストラリアに行ってきました!研修だけではなく社内のメンバーでも関りの少ない部署の方々と接するとってもいい機会になりました!研修中の夕飯はBBQスタイルで、みんなでスーパーに行ったのですが、日本のスーパーとは異なり、ある売り場で驚きました。
『ナッツやシリアル、ドライフルーツが袋に入っていない!笑』 代わりに、大きなケースに入った商品をスコップですくい、自分で好きな量を袋に入れる「量り売りコーナー」がありました。さらに、野菜や果物もほとんどがそのままの(袋詰めやパック詰めではない)状態で並んでおり、必要な分だけを選んで購入できる仕組み。日本では袋詰めされた状態で売られているのが一般的なので、この違いに驚きました。「どうしてこんなに売り方が違うんだろう?」と気になり、調べてみると、オーストラリアだけではなく国によってスーパーの販売スタイルには文化や価値観が大きく影響していることが分かりました。そこで、今回は世界各国のスーパーの売り方の違いを紹介します!
1. オーストラリア:環境に配慮した「量り売り文化」

特徴
・ナッツ、シリアル、ドライフルーツなどの量り売りが一般的
・野菜や果物は袋に入れず、裸の状態で販売
・エコバッグの持参が必須(レジ袋はほぼ有料)
理由
オーストラリアでは環境意識が高く、プラスチック包装を減らす取り組みが進んでいます。特に「食品ロス削減」の観点から、必要な分だけ買える量り売りが普及。さらに、エコバッグの使用が義務化されている州もあり、買い物スタイル全体がエコフレンドリーになっています。
スーパーの写真は実際にオーストラリアで撮影したものです!
野菜売り場には大きな測りが設置してありました。
※大雨の日でもう野菜や果物はスッカラカンでした・・・
・ナッツ、シリアル、ドライフルーツなどの量り売りが一般的
・野菜や果物は袋に入れず、裸の状態で販売
・エコバッグの持参が必須(レジ袋はほぼ有料)
理由
オーストラリアでは環境意識が高く、プラスチック包装を減らす取り組みが進んでいます。特に「食品ロス削減」の観点から、必要な分だけ買える量り売りが普及。さらに、エコバッグの使用が義務化されている州もあり、買い物スタイル全体がエコフレンドリーになっています。
スーパーの写真は実際にオーストラリアで撮影したものです!
野菜売り場には大きな測りが設置してありました。
※大雨の日でもう野菜や果物はスッカラカンでした・・・
2. アメリカ:まとめ買い&クーポン文化
特徴
・「Buy one, get one free」(1つ買うと1つ無料)のセールが多い
・Costcoのような会員制スーパーが人気
・ドライブスルー型のピックアップサービスが発展
理由
アメリカは広大な土地と車社会の影響で、週1回のまとめ買いが基本。そのため、大量購入を促すプロモーションが多く、クーポンを駆使する人も多いです。また、利便性を重視し、オンライン注文やドライブスルー受け取りサービスが発展しています。
・「Buy one, get one free」(1つ買うと1つ無料)のセールが多い
・Costcoのような会員制スーパーが人気
・ドライブスルー型のピックアップサービスが発展
理由
アメリカは広大な土地と車社会の影響で、週1回のまとめ買いが基本。そのため、大量購入を促すプロモーションが多く、クーポンを駆使する人も多いです。また、利便性を重視し、オンライン注文やドライブスルー受け取りサービスが発展しています。
3. フランス:品質重視の「規格外品」販売
特徴
・形が悪い野菜や果物も普通に販売されている
・チーズやワインは量り売りが一般的
・レジ袋はほぼ使用せず、エコバッグ持参が基本
理由
フランスでは「見た目の美しさよりも味の良さ」を重視するため、規格外の野菜や果物も販売されています。また、ワインやチーズなどの伝統食品は好きな量だけ買えるスタイルが好まれています。
・形が悪い野菜や果物も普通に販売されている
・チーズやワインは量り売りが一般的
・レジ袋はほぼ使用せず、エコバッグ持参が基本
理由
フランスでは「見た目の美しさよりも味の良さ」を重視するため、規格外の野菜や果物も販売されています。また、ワインやチーズなどの伝統食品は好きな量だけ買えるスタイルが好まれています。
4. 韓国:「1+1」プロモーションが当たり前
特徴
・「1+1」(1つ買うと1つ無料)や「2+1」のセールが多い
・コンビニでもスーパーでも、お得なキャンペーンが豊富
・ポイントカードやキャッシュバックが充実
理由
韓国のスーパーは競争が激しく、消費者が「お得感」を求める傾向が強いです。そのため、「1+1」などのプロモーションが定着。また、ポイント還元やキャッシュバックなど、リピーターを増やすための仕組みが充実しています。
・「1+1」(1つ買うと1つ無料)や「2+1」のセールが多い
・コンビニでもスーパーでも、お得なキャンペーンが豊富
・ポイントカードやキャッシュバックが充実
理由
韓国のスーパーは競争が激しく、消費者が「お得感」を求める傾向が強いです。そのため、「1+1」などのプロモーションが定着。また、ポイント還元やキャッシュバックなど、リピーターを増やすための仕組みが充実しています。
5. 中国:デジタル決済&ライブコマース最先端
特徴
・スマホ決済(Alipay、WeChat Pay)が主流
・スーパー内でライブ配信し、その場で購入可能
・生きた魚やカニが販売されている
理由
中国はキャッシュレス化が非常に進んでおり、QRコード決済が当たり前。さらに、スーパーの中でインフルエンサーがライブ配信し、視聴者がその場で注文できる「ライブコマース」が人気を集めています。
・スマホ決済(Alipay、WeChat Pay)が主流
・スーパー内でライブ配信し、その場で購入可能
・生きた魚やカニが販売されている
理由
中国はキャッシュレス化が非常に進んでおり、QRコード決済が当たり前。さらに、スーパーの中でインフルエンサーがライブ配信し、視聴者がその場で注文できる「ライブコマース」が人気を集めています。
まとめ:スーパーの売り方は文化と価値観が反映される!

スーパーの売り方を比較すると、その国の食文化や消費者の価値観が色濃く反映されていることがわかります。
▼オーストラリア → 環境意識が高く「量り売り」が主流
▼アメリカ → まとめ買い&クーポン文化
▼ドイツ → エコ&ディスカウント文化
▼韓国 → 「1+1」プロモーションが当たり前
▼中国 → キャッシュレス&ライブコマース最先端
▼オーストラリア → 環境意識が高く「量り売り」が主流
▼アメリカ → まとめ買い&クーポン文化
▼ドイツ → エコ&ディスカウント文化
▼韓国 → 「1+1」プロモーションが当たり前
▼中国 → キャッシュレス&ライブコマース最先端
やはりどの国に行っても文化の違いにびっくりする反面、とってもわくわくします!
そして、リテールや通販でも販売する国やターゲットに対しての分析がすごく重要だと改めて感じました。
ぜひこのブログを読んでくださった皆様も海外に行った際は意外なところでマーケティングの新しい発見にもつながるので、ぜひスーパーに立ち寄って、現地の食文化や売り方の違いを体験してみてください!
カスタマーサクセス部
主任
角野 さくら
そして、リテールや通販でも販売する国やターゲットに対しての分析がすごく重要だと改めて感じました。
ぜひこのブログを読んでくださった皆様も海外に行った際は意外なところでマーケティングの新しい発見にもつながるので、ぜひスーパーに立ち寄って、現地の食文化や売り方の違いを体験してみてください!
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