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2025.04.14
松﨑 蓮
江戸時代の広告から考える売るためのコツ

こんにちは!
売れるネット広告社 カスタマーサクセス部 松﨑です!
突然ですが、私は落語を聞くことが好きです。
落語って聞くと、古そうだし難しそうなイメージがあるかもしれませんが、笑い話が多いので、エンタメ系の小説や映画と実はそんなに変わらない面白さがあります!
そんな落語ですが、今の形が確立されたのは江戸時代になります。
では、広告っていつからあると思いますか?
日本の広告の起源も江戸時代だと言われています!
今回は、江戸時代の広告から考える売るためのコツについてお話をしたいと思います!
売れるネット広告社 カスタマーサクセス部 松﨑です!
突然ですが、私は落語を聞くことが好きです。
落語って聞くと、古そうだし難しそうなイメージがあるかもしれませんが、笑い話が多いので、エンタメ系の小説や映画と実はそんなに変わらない面白さがあります!
そんな落語ですが、今の形が確立されたのは江戸時代になります。
では、広告っていつからあると思いますか?
日本の広告の起源も江戸時代だと言われています!
今回は、江戸時代の広告から考える売るためのコツについてお話をしたいと思います!
1. チラシ広告「引札(ひきふだ)」に学ぶ“ビジュアル訴求力"

江戸時代の広告1つ目は『引き札』です。
引き札とは江戸時代〜明治にかけて流通した「チラシ広告」で、当時の人々に配布されたもので、見た瞬間に目を引くビジュアルと、めでたい絵柄が特徴です。
江戸時代のクリエイティブの特徴として、
■第一印象で“華やかさ”を伝えるレイアウトが超重要。
■情報過多より「気持ちよさ」「縁起の良さ」を前面に出すことで、印象に残りやすくなる。
■セール情報も「季節」「イベント」「縁起」と結びつけると目を引く(例:福袋、初売りセール)。
現代のバナーでも見た目のインパクトは超重要ですし、「季節」「イベント」訴求は今でも強い訴求の1つですね!
画像引用元:菊水通信Book版 Vol.12
引き札とは江戸時代〜明治にかけて流通した「チラシ広告」で、当時の人々に配布されたもので、見た瞬間に目を引くビジュアルと、めでたい絵柄が特徴です。
江戸時代のクリエイティブの特徴として、
■第一印象で“華やかさ”を伝えるレイアウトが超重要。
■情報過多より「気持ちよさ」「縁起の良さ」を前面に出すことで、印象に残りやすくなる。
■セール情報も「季節」「イベント」「縁起」と結びつけると目を引く(例:福袋、初売りセール)。
現代のバナーでも見た目のインパクトは超重要ですし、「季節」「イベント」訴求は今でも強い訴求の1つですね!
画像引用元:菊水通信Book版 Vol.12
2. 看板に学ぶ“直感で伝わるシンボル設計”

江戸時代の広告2つ目は『看板』です。
江戸の町には、文字が読めない人のために絵で表現された看板がたくさんありました。
団子屋には団子の絵、薬屋には虎や鶴といった縁起物がよく使われていました。
一目でわかる、というのが特徴ですね!
学べる点としては、
・ブランドロゴやアイコンも「直感でわかる」ことが大前提。
・ユーザーに“説明しなくても伝わるビジュアル”をどう作るかが、今のWebバナーにも通じる。
・意味性のあるモチーフを使うと、ブランド記憶に残りやすい
などですね!
現代の人は文字を読まなくなってきていると言われているので、見ただけで商品の良さが分かるというのは現代でも大事な点になりますね!
画像引用元:(『江戸名所道戯尽』「芝飯倉通」歌川広景 画)
江戸の町には、文字が読めない人のために絵で表現された看板がたくさんありました。
団子屋には団子の絵、薬屋には虎や鶴といった縁起物がよく使われていました。
一目でわかる、というのが特徴ですね!
学べる点としては、
・ブランドロゴやアイコンも「直感でわかる」ことが大前提。
・ユーザーに“説明しなくても伝わるビジュアル”をどう作るかが、今のWebバナーにも通じる。
・意味性のあるモチーフを使うと、ブランド記憶に残りやすい
などですね!
現代の人は文字を読まなくなってきていると言われているので、見ただけで商品の良さが分かるというのは現代でも大事な点になりますね!
画像引用元:(『江戸名所道戯尽』「芝飯倉通」歌川広景 画)
3. 浮世絵×商品=“インフルエンサー×広告”の原型

江戸時代の広告3つ目は『浮世絵』です。
江戸時代、浮世絵の中で役者や美人画の手元に商品を忍ばせるという広告手法がありました。
代表的な例が、画像の化粧品「美艶仙女香(びえんせんにょこう)」です。
美艶仙女香とは、白粉(おしろい)のことで、当時の女性にとっては欠かせない化粧品でした。
画像の後ろの看板をよく見ると「美玄香 仙女香 京ばし 坂本氏」と書いてあります!
坂本氏は美艶仙女香の販売者の名前で、美玄香(びげんこう)とは、坂本氏が作った「白髪染め」、仙女香は美艶仙女香の略称ですね。
あこがれの役者の浮世絵に化粧品の名前が書かれていれば、「私も一度くらいは買ってみよう!」と思う気持ちは今も昔も変わらないということですね。
学べる点としては、
・自然なシーンに商品を溶け込ませることで「自分事化」されやすくなる
・ストーリーテリング✕視覚表現=現代でも影響力が強い
現代の化粧品広告でも十分使われている手法ですね!
画像引用元:(「猿若錦絵」より 国立国会図書館蔵)
江戸時代、浮世絵の中で役者や美人画の手元に商品を忍ばせるという広告手法がありました。
代表的な例が、画像の化粧品「美艶仙女香(びえんせんにょこう)」です。
美艶仙女香とは、白粉(おしろい)のことで、当時の女性にとっては欠かせない化粧品でした。
画像の後ろの看板をよく見ると「美玄香 仙女香 京ばし 坂本氏」と書いてあります!
坂本氏は美艶仙女香の販売者の名前で、美玄香(びげんこう)とは、坂本氏が作った「白髪染め」、仙女香は美艶仙女香の略称ですね。
あこがれの役者の浮世絵に化粧品の名前が書かれていれば、「私も一度くらいは買ってみよう!」と思う気持ちは今も昔も変わらないということですね。
学べる点としては、
・自然なシーンに商品を溶け込ませることで「自分事化」されやすくなる
・ストーリーテリング✕視覚表現=現代でも影響力が強い
現代の化粧品広告でも十分使われている手法ですね!
画像引用元:(「猿若錦絵」より 国立国会図書館蔵)
まとめ
江戸時代の広告の特徴をまとめるとこうなります!
・派手な引札での視覚訴求
・絵で伝える看板
・浮世絵の中の商品
現代でもバナーやLPのFVでインパクトのある訴求を行っていたり、インフルエンサーマーケティングでの施策など、広告の本質は江戸時代から変わっていない感じがしますね!
つまり、広告の形は変わっても人の購買心理は何百年経ってもほぼ変わらないということですね!
また機会があれば、時代・種別問わず様々な広告を深堀していきたいと思います!
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました!
・派手な引札での視覚訴求
・絵で伝える看板
・浮世絵の中の商品
現代でもバナーやLPのFVでインパクトのある訴求を行っていたり、インフルエンサーマーケティングでの施策など、広告の本質は江戸時代から変わっていない感じがしますね!
つまり、広告の形は変わっても人の購買心理は何百年経ってもほぼ変わらないということですね!
また機会があれば、時代・種別問わず様々な広告を深堀していきたいと思います!
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました!
カスタマーサクセス部
松﨑 蓮
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